老化防止にはMT車
車の話
まず、生徒のご紹介ですが運転免許を取得したのは約35年前、当時はAT限定免許はまだなかったので教習車はMTだったはずです。そこから約20年ペーパードライバーの後、15年前に山形に引っ越してからAT車を運転しておりました。変速機というものは、自転車では経験がありますが、よっぽどの坂道でないと3速固定で走っているタイプです。




対して教える私の方ですが、ほとんどゼロ状態から人に教えたという経験はあまりないので、さて何から教えたらいいのかということで、最初に教えたのはミッションとかクラッチとは何ぞやという座学を少しやりました。

次は、空き地のようなところで1速やバックに入れてアクセルを踏まずにクラッチをゆっくり上げて発進する練習。この辺までは特に問題なかったので、空いた道路を少し走ってみたところ、やっぱりMTって難しいんだなと実感。
という訳で、第一段階は休日の工業団地に出向いて停止から1速、2速、3速とシフトチェンジの練習。センターラインのある交通量の少ない道路をグルグル回ります。

子供の時から運転席に忍び込み、ドライブごっこをして遊んでいたようなタイプは、知らない間にレバー操作を憶えてしまいましたが、シフトチェンジといっても、レバーを引く時と押すときでは持ち方も違います。特に2速から3速に入れる時などなかなか難しいようで、つい力が入ってゲートを探してしまいます。3速は手を離して止まる位置から真っすぐ前に押せばいいんですけどね。
第2段階は、コースに信号も入れて走ってみます。時折レーシングスタートになったり、エンストしたり、アクセルの踏み加減も難しいです。教習所だと2回エンストは減点対象とのこと。R2にはタコメーターがついているので、なるべく回転数を見ながら発進するように教えました。狭い交差点で左折するような場合や駐車場など2速の半クラッチで走るような微速での走り方も難しいです。また、信号が青で対向車も歩行者も無く、停止しないで右折するような4速から3速にして再加速するような場合、どこでシフトチェンジしたらいいかという問題もあります。最初、ハンドル操作しながらレバー操作するのを教えましたが難易度が高いようで、先にレバー操作を済ませてからハンドル操作するよう途中で変えました。

平地でそこそこ走れるようになったら、いよいよ3段階目は坂道練習。軽い坂道での発進の仕方、サイドブレーキを使った坂道発進など練習しました。エンストの恐怖から、ついつい半クラッチが長すぎたりしないよう注意。

最後の仕上げは、長い登り坂の途中でシフトダウンする練習。エンジン回転を合わせてショックなくシフトダウンするのは難しいですが、理屈とやり方は教えたので練習してそのうち上達してくれるでしょう。教習所では、シフトダウンはあまり教えませんが、今時MT免許を取る人の中は、運転を楽しみたい人もいるかと思うので、教習所でも教えるといいんじゃないかと思いました。やっぱりMTの醍醐味はシフトダウンだと思います。
苦節1か月ちょっと、どうにか周りに迷惑をかけずに走れるくらいにはなりました。ペンションステラの車は、3台中2台がMT車になって最近はめっきりATに乗る機会が減ってしまいました。でも、暑くなってきて薄暗い山道をドライブしていると、動体視力が落ちた目には軽自動車のMTは丁度いい性能です。そういえば、CVTの方が良いのではと思っていた燃費も、R2の場合はMTの方が5%くらい良いです。
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