まさかの3代目

車の話
06 /08 2022
ピスタチオグリーンのR2がペンションステラにやってきて、はや4年半。昨年秋にレポートした通り、下回りを中心に傷みが見られ、せっかくに気に入って入手した希少色のピスタチオグリーンなので、少しお金をかけて板金塗装してもらおうかと知り合いの板金屋さんに相談したところ、治しても1年くらいでまたサビが出てくるよとのこと。実は、以前自分でサビ落としして下地、塗装をやったとき同じ状況だったのでプロに頼もうかと思ったのですが、それでもやっぱり同じなら状態のいい車両を探すしかないかなと思い時々物色しておりました。
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そんな時、ふと見つけてしまったのが初代と同じクリームイエロー。走行距離は84000K、出品場所は岡山ということで下回りも綺麗とのこと。現車が確認できないのは少々心配でしたが、これはゲットするしかないということで陸送していただきました。
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2代目と3代目を並べてみた図。同じ車を3代も乗り継いだら、さぞかし超絶に気に入ってると思われそうですが、それよりすっかり軽セダンというカテゴリーが不人気で、R2の代わりになる車がないというのが正直なところです。
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はい、もう気が付いていただきましたでしょうか。まさかのMTです。R2の4WDのMTは、ちょっと見たことがありません。ちなみにカー〇ンサーで検索してみましたら、本日現在、全国で239台中1台でした。
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ちなみにCVTでは、シフトレバーはコラムに格好良く配置されていますが、MTはまるで軽トラのように床から生えています。今時ならフィアット500やN-ONEのようなインパネシフトなんでしょうけど、この時代はこれが当たり前でした。
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中古車を入手するといつもの初期化メニューでエンジンオイル交換、プラグ交換、エアクリーナエレメント交換、各部点検をして乗り出しですが...
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この車、外見は程度中くらいで悪くないのですが、内装はなかなかの傷み、汚れで特にタバコによると思われる穴あきのあったシートは交換することにしました。
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選んだのはR1のシート。助手席の交換前のR2のシートと比べると形状は、ほぼ同じながらウレタンと表皮が違うようで座り心地は少し硬く、ホールド性も少し向上しているように感じます。
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シートを外したついでに掃除機をかけ、助手席シートとシフトノブも交換して、内装はクイックブライトでクリーニング。かなりすっきりして、気持ちよく乗れるようになりました。
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せっかくなのでR2の良いところをあげておこうと思います。まず、外観、内装のデザインは、アルファロメオから来たデザイナーのものと言われておりますが、この時代の軽自動車として確実に一歩抜きに出ていると思います。それから、デザイン優先故、積載性は劣ると言われますが、リアシートは分割可倒式でペットケージを載せても大人3人が座れる上、倒したシートはフラットになります。最近の軽自動車は多くが一体式になっていて、安全性の観点からかフラットにならないものが多く、分割可倒式は上級グレードにしか装備されていません。エンジンが4気筒なのは、メリット・デメリットありますが、個人的にはCVTには3気筒、MTには4気筒が合っていると思います。この点が、今回MTを入手した理由ですが、やはり自分でギアを選択できるMTだと気持ちよく回る4気筒DOHCエンジンが活きるように思います。もし、R2の代わりを探すとすれば、ソニカとかハスラーとかN-ONEとか、分割可倒式リアシートは諦めてアルトとかだと思いますが、走行距離が比較的少ないものは、まだまだ高くて手が出ないというのがR2の代わりが見つからない理由です。

さて、問題はこの車のメインドライバーとなるお母さんがMTを運転できるかどうかですが、AT免許などできる前に免許をとっているので理屈はわかっております。ただブランクは約35年あるので、あとは、私が教えて練習あるのみ。今日もこれから練習に行ってきます。
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