紅花と天童~上山 イザベラ・バードの足跡をたどるサイクリングその2

自転車の話
07 /16 2014
前回に続いてイザベラ・バードの足跡をたどるサイクリングは、べにばなの収穫に合わせて天童方面をめざすことにしました。もちろん、このくらいならペンションステラから自走で行きます。
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西蔵王高原ラインは、自転車の通行料30円也。山の風を受けながらのダウンヒルはとても気持ちいいです。滑り止めの荒い舗装やグルービングにタイヤを取られないよう気をつけて通過。
 
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R286から、べにばなトンネル1971mへ。交通量少なく、オゾンのミストが飛んでいるようで気持ちいい~。
 
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トンネルを抜けると、べにばなの里の高瀬地区。そろそろ終盤ですがよく咲いておりました。「眉掃きを俤にして紅の花」は、芭蕉の句ですが、明治の初めに旅をしたバードも見たでしょうか。
 
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旬の紅花を見たら、次に目指すは将棋の街、天童。ここ天童公園にはイザベラ・バードの記念碑があるというけれど...
 
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案内板見てもわからず、こんなてっぺんまで登ってしまった。どこ?
 
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反対側に少し下りたところにありました、とても立派なイザベラ・バード記念碑。左に田山花袋、右に志賀直哉の記念碑もあります。上山から金山に向かう途中、天童で宿を探そうとしたバードは、ちょうど蚕の最盛期で忙しかった頃で宿が見つからず先に進んだことが記されています。この頃のバードの旅は、お天気にも恵まれ月山の残雪、左右の山々など、山形の景色を楽しんだようです。
 
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天童公園の麓にある立派な建物は、旧東村山郡役所資料館。明治12年に立てられたというこの建物は、バードも建築中の様子を見たことでしょう。
 
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天童公園から今は県道22号となっている旧羽州街道を南下すると山形市街中心部。信号が多くてあまりロードバイクで走りたい場所ではないですが、止むをえません。少し寄り道して、ここだけはご紹介しましょう。山形旧県庁の文翔館です。大正5年築ということですから、バードが見たわけではないのですが、旧東村山郡役所や霞城公園にある旧済生館本館、寒河江の旧西村山郡役所と並んで、山形の近代建築の一つで内部は資料館になっていて公開されています。当時の粋を凝らした雰囲気を是非味わってください。なお、旧済生館本館は、明治11年築でバードも完成間近の様子を見学したようです。
 
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お昼に食べた冷たい肉そばがとてもおいしく、お腹いっぱいになったところで、自転車は旧羽州街道を上山方面へ。この橋は須川にかかる常盤橋です。この橋の前身となる旧常盤橋を見学した様子が、バードの日本奥地紀行に記されています。石造りの立派な橋だったとのことで、まだ、機械など無い時代、このくらいの規模の工事でもすべて人力となれば大工事だったことでしょう。
 
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肉そばのつゆまで全部食べたら、ちょっと食べ過ぎたようで山形中央道の下の日陰で休憩。すぐ横には、つばさの走る奥羽本線、その向こうはバイパスの橋。上はもちろん高速道路。バードが見たらたまげます。
 
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旧羽州街道から見た蔵王の山は、バードの見た景色とそれほどは変わっていないでしょう。当時は、線路は無かったので、その向こうの須川が見えたかもしれません。観覧車は、まもなく夏休みで賑わう遊園地のリナワールドです。
 
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旧羽州街道とバイパスの合流地点は、斉藤茂吉記念館。山形には、高畠の浜田広介記念館、井上ひさし氏の著書を集めたシベールアリーナの遅筆堂文庫山形館、山寺の芭蕉記念館、鶴岡の藤沢周平記念館、西川町の丸山薫記念館など、文学好きの方が訪ねたくなる場所もたくさんあります。もうちょっと頑張って南陽まで行こうかとも思いましたが、留守番をしてくれているお母さんからお呼びがかかり、今回はこの辺で。ルートはこちらです。
 
えっ、スタートとゴールが違う?なんでそんなこと気がつくんですか?実はちょっと食べ過ぎてしまったようで、重いお腹をかかえながら山を登っていたところ小学校帰りの補給車がアイスを届けてくれたまでは良かったのですが、急に〇×▲※〇×▲※〇×▲※となってしまってドクターストップにより回収となってしまいました。このリベンジは、必ずや近いうちに。食べすぎと冷やしすぎには注意しましょう。
 
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山形蔵王のペンションステラは、谷を見下ろす展望抜群の露天風呂と中学生の娘も交えたアットホームなおもてなしの洋風民宿です。蔵王ロープウェイ、蔵王温泉スキー場までは車で5分。スキー、スノボはもちろん、蔵王のお釜観光やトレッキング、エコーラインのドライブ・ツーリング、さくらんぼ狩り、最上川舟下りなど見所満載の山形に是非おいでください。