初雪です。

山形・蔵王情報
11 /26 2015
例年になく暖かい11月でしたが...
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昨日、午後から降り始めた雪は、今朝は薄っすら雪景色になりました。いつもは、市内より1週間から10日ほど早い初雪ですが、今年は市内と同じ日になりました。

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慌てて雪掻き道具を引っ張りだし...

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挿し木するといいよといただいたコムラサキの実が綺麗です。そろそろスキーシーズンももうすぐ。蔵王でのスキーにはペンションステラをご利用ください。年末年始は、お部屋も少なくなってまいりました。そろそろお急ぎくださいね。

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アルファロメオ155修復記 ~その3~

車の話
11 /21 2015
山形も天気予報に雪マークが出るようになり、そろそろ無理やりでもまとめないといけない時期になりました。先日、下野康史さんのブログで紹介していただいたら、凄いアクセスで嬉しいやらビックリするやらですが、こういうことに興味がある方が、決して少数派ではないのだなと思いました。私のブログがどの程度参考になるのか、はなはだ疑問なので、こういうことをやってみたいと思う方にDIYレストアの教科書といっても良い本があるのでご紹介させていただきます。

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福野礼一郎氏の「極上中古車を作る方法」です。この機会に二玄社のHPで確認したところ在庫切れとなっておりました。アマ〇ンでも確認したら中古のものが定価の約3倍のプレミアとなっていて、またまた驚いてしまいました。興味のある方は、二玄社にリクエストするか、もしどこかで見つけたら買っておいて損のない本だと思います。さて、福野氏が仰るとおりレストアの方法は、車の数x部品の数だけある訳で、文化財的1万7000キロのロールスと端から極上にはなれない15万キロのアルファでは全く方法が違って当然ということにさせていただきます。(笑)

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外装ですが、ボンネット、屋根、トランクにこんな感じのクリア剥がれがあちこちにありますので塗装することにします。まずは、600番から2000番のサンドペーパーで剥がします。

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理想を言えば、クリアだけでも全部剥がせると良いのですが、剥がれている箇所の周辺だけで精一杯です。全体にペーパー、コンパウンドをかけ、最後にクレンザーで洗います。こんな程度でも仕事の合間にやってるので1週間以上かかっています。業者さんの塗装代が高いのもわかります。

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せめて塗装した日と次の日くらいは雨は降って欲しくないので、天気待ちの間に内装をクリーニングします。ムースタイプのクリーナーを吹き付けてブラシで擦ってタオルで拭き取ります。左のタオルは、天井を拭き取ったあと。

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シートは、もともと綺麗だったのでそれほど変化はありません。

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天井は、喫煙車だったのか、かなり綺麗になりました。

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サビが浮いている部分は、サンドペーパーで削ってタッチアップします。

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一応、お断りしておきますがトップ〇アではありません。いたって真面目にやっております。待ちに待った3日続けて、傘マークのない天気予報がでましたので、いよいよ塗装決行です。

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ダメージのあったリアバンパーだけ、プラサフを吹いてペーパーをかけておきます。

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アルフィスタの方ごめんなさい。塗装は外注するの?なんて声も聞こえましたが、安く仕上げることも大事なテーマなので自家塗装です。ペンションステラは、標高約800mにあるので、平地より気圧が低く塗料も細かくなるのですが、どこかで缶を暖めると良いというのを見た記憶があったのでやってみます。ペイント7本、2液ウレタンクリア4本(2本しか使いませんでした)用意しました。

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じゃーん、ご開帳。若干、色違いますね。トランクリッドの部分、クリア吹き忘れた気がします。ありがちな失敗です。(笑)今度、吹いておきますが、塗ってない給油口も色違ってますので、まあいいでしょう。と、ここまではまだ良かったのですが...

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翌日、まさかの雨です。引き取り、検査、塗装の翌日と全部雨とは...アメ車ではなくでイタ車なんですけど。とかいってる場合ではなく台無しです。そんな訳で、また時間があったら磨いてみますが、仕上がりは期待しないでください。最後に、福野礼一郎氏の言葉を引用して、これにて完成ということにします。

「極上中古車を作る方法」あとがきより
レストアとは完成するものではなく、完成させるものである。(中略)完成の声を聞いたとき、周囲の人々の気持ちはようやくその時全うされるのだ。(中略)これがDIYレストアにおける社会性というものである。

応援していただいた方々ありがとうございました。興味のある方は、是非ご宿泊お待ちしております。失敗談で盛り上がりましょう。(笑)


山形県立博物館と山形市郷土館

山形・蔵王情報
11 /16 2015
山形はそろそろ晩秋。今年は例年になく暖かく、まだ初冬という感じではありません。そんな文化の秋に相応しい場所を訪ねてみました。

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こちらは、山形県立博物館。主に山形の歴史や自然などに焦点をあてた展示がされています。

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館内も撮影OK(フラッシュは禁止)でしたので撮影させていただきました。でもなぜかとんでもなくピンボケですみません。これが山形大海牛の化石です。山形は太古の昔、海の底にあったので、こういった海の生物の化石が多数出土しています。

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こちらは最大級の土偶といわれる国宝、縄文の女神。

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江戸時代に最上川舟運で栄えた大石田町を再現したジオラマ。

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江戸時代の民家を再現した部屋には、子どもの頃、家にあった懐かしい民具がありました。

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現在、蝶と蛾の特別展開催中です。

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こちらはお隣の山形市郷土館。もとの県立病院済生館を移築された歴史ある建物です。

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こちらでは明治の山形を写した貴重な写真が展示されています。鹿児島出身の初代三島県令が山形に文明の火をともした様子を大変興味深く見ることができました。

山形県立博物館と山形市郷土館は、ペンションステラからお車で約40分。山形駅近くの霞城公園内にあります。また、近くの旧県庁の文翔館では、近代以降の山形の歴史に触れることができますので合わせて訊ねていただければと思います。その他、実は山形は博物館、資料館の宝庫でこちらに多数紹介されていますので、是非、秋の山形に文化や歴史を訪ねてお越しください。

ラ・フランスのジャム作り

ペンションのこと
11 /12 2015
秋の山形の旬の食べ物といえば、芋煮とラ・フランスです。今回は、ラ・フランスでジャムを作ります。

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ラ・フランスの写真は前回にご紹介していますので、いきなりですがスライスして砂糖とレモン果汁を加えて混ぜ合わせます。まだ火はついていません。なお、レモン果汁はゲル化させるための酸で、これを入れないと飴になります。

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少し果汁が出てきたら、弱火にしてさらに果汁を出します。

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パンに塗りやすいように潰して、強火で一気に煮詰めます。少しとろっとしてきたら出来上がり。冷えると固くなりますので、火の止め時がポイントです。

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予め熱湯消毒し自然乾燥しておいた瓶に詰めて完成。ペンションステラでは季節の果物でジャムを作って朝食にお出ししています。無添加、保存料なしの自家製ジャム是非お召し上がりください。

ツール・ド・ラ・フランス

自転車の話
11 /10 2015
秋のかみのやま路を駆け抜けるサイクリングイベント、ツール・ド・ラ・フランスが11/8に行われました。洒落っ気たっぷりのこのイベントもすでに今年で26回目となり、いつもあっという間に定員となる人気のイベントです。

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何しろ今年はあまり乗ってないので、3日前に試走しBikeRをメンテして準備完了。

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午前中だけでも何とかもってくれればと期待したのですが、スタートから生憎の雨です。気温がそれほど低くないのが不幸中の幸い。すっかりご無沙汰していた方々にもご挨拶できて良かったです。

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60Kmコースの参加者は、なんと600人。10人程度づつ区切ってスタートします。

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スタートから約15Km、楢下宿ではタマコンやラフランスの振る舞いがありました。地元の方、ありがとうございました。

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このあたりではまだ小降りだった雨も、柏木峠で折り返した頃にはすっかり本降りとなり、すっかりずぶ濡れです。晴れていれば、まだ紅葉も楽しめるはずだったのですが、その余裕もありません。

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フルカバーのグローブも空しく、途中からギアチェンジも辛いくらい指が動かなくなってしまい、あとはただ走るだけです。いきなりゴールですみません。暖かい芋煮で暖まれました。人が少ないと思ったら、皆さん車で暖まっておられました。

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素敵な完走賞をいただきました。さらに近くの旅館さんのお風呂にも入らせていただき暖まれました。お風呂では、福島から来られたペンションステラのお客様のEさんにも偶然お会いでき、親子で完走されたとのことで良かったです。

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もちろんラフランスも。今年は、とても豊作だそうで美味しいので是非見かけたらお召し上がりください。

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え~、マウンテンバイクではありません。すっかり泥まみれのBikeRです。これからバラして洗います。参加者のみなさんお疲れ様でした。お天気を祈りつつ、また来年お会いしましょう。

温泉が恋しい季節になりました

TOP
11 /05 2015
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秋も深まり温泉が恋しい季節となってきました。ペンションステラから蔵王温泉はお車で約10分。月山志津温泉の展望温泉露天風呂と合わせて2つの温泉をお楽しみください。蔵王大露天風呂の入浴券も今シーズンの営業終了日まで進呈中です。

アルファロメオ155修復記 ~その2~

車の話
11 /02 2015
納期がないのはDIYの良いところですが、雪が降る前に終わらせたいので、それなりに頑張ってやっております。基本的には好調な155、残る課題は2つ。

まずは、リアフェンダー周りのサビ穴です。
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溶接にチャレンジも考えたのですが、向こう側は樹脂製の燃料タンク。溶接するにはタンクを降ろさないと危険です。それで、いろいろ調べると良い方法がありました。サビをグラインダーで削り、接着剤で金網を張りつけます。使用した接着剤は、クイックメンダーです。

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金網がしっかり付いたらアルミファイバーパテで埋めます。防錆効果も期待できます。結構早く硬化するので少しづつやるほうが良いようです。

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硬化したらグラインダーでざっくりと削って平らにしてサビ止め塗装。目立つ場所ではないので仕上げに拘る必要はないと思います。

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2つめの課題は燃料タンクのブラケット。鋼板を加工して作り直します。幅のある鋼板を綺麗に曲げるのは案外難しく、油圧プレスのベンダーはDIYには高価すぎるのでアングルを使って、まずはベンダーを自作します。

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上の写真の状態からレバーになっている部分をグイっと開くと約90度まで曲げることができます。板厚は1.6mmですが、全然余裕です。結果的には十分強度はありますが、もっと厚くても良かったかも。エッジは出ませんが十分使えます。

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出来上がったら装着、微調整して塗装しておきます。燃料タンクがフレームにぶら下がる格好になるので強度は期待できます。予備検査の下回り検査でもしっかりチェックされたようでした。フレームの材質はフロアに比べると腐食に強いのか、状態は悪くありません。もっと良い個体なら年数が経ってもフロア張替えでレストアも可能でしょう。

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バンパーステーも鋼板を加工して自作し、若干長すぎの感のあったマフラーもセンターパイプを1cmほどカットして完成。と思ったらテールランプが1つ切れておりました。なかなかの芸達者です。

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仮ナンバーを借りて、いよいよリベンジの予備検査は、あいにくの雨です。155は古いタイプの4灯式ヘッドライトなのでロービームは隠しておく必要があります。もう何回も来ている検査ラインですが、いつも胃痛がするのは私だけでしょうか?

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じゃーん。無事合格して予備検査証をいただきました。いろいろありましたが、報われた瞬間でした。

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無事帰還しペンションステラ前にて記念撮影。ウエッジシェイプといっても良い、155のサイドのライン好きなんですよね~。これで心置きなく仕上げにかかれます。また、その3にてご報告します。

今回の方法は、最善の方法ではありませんが、DIYの参考になればと思います。同様の修理をされる場合は自己責任でお願いします。

ペンションステラ

山形蔵王のペンションステラは、谷を見下ろす展望抜群の露天風呂と中学生の娘も交えたアットホームなおもてなしの洋風民宿です。蔵王ロープウェイ、蔵王温泉スキー場までは車で5分。スキー、スノボはもちろん、蔵王のお釜観光やトレッキング、エコーラインのドライブ・ツーリング、さくらんぼ狩り、最上川舟下りなど見所満載の山形に是非おいでください。