山形・上山市の斉藤茂吉記念館では、9/23まで斉藤茂吉と北杜夫の親子昆虫展が開かれています。
北杜夫(本名:斉藤宗吉)さんは、どくとるマンボウとしてご存知の方も多いかと思いますが、そのお父さんが歌人として有名な斉藤茂吉さんです。ともにお医者さんでありながら、歌人として、昆虫博士として後世に名を残す方です。
斉藤茂吉の生家は、このすぐ近くにあり、勉強のため東京に出るまで山形におられました。また、この記念館の庭園は、桜の名所でもあり何度か来たことがありますが、中に入るのは実は初めてです。
館内は撮影禁止とのことでご勘弁を。こちらはラウンジから見た庭園。桜の時期だけでなく紅葉も綺麗で一年中楽しめるお庭だそうです。
こちらは、移築された斉藤茂吉の箱根山荘。北杜夫も炊事などのお手伝いに来られたそうです。傷まないように建物の中に、この建物が建てられています。
文学というと何か敷居が高そうなイメージを持っていたのですが、斉藤茂吉は実に人間ぽい方だったというのが今回の感想です。私のように文学に普段まったく縁がなくても十分以上に楽しめる場所でした。また、今回貴重な昆虫の標本も、茂吉の歌とともに展示されていますので、是非この機会にお訪ねください。斉藤茂吉記念館は、
ペンションステラからお車で約30分です。