白洲次郎を熱く語る!!トークイベントに参加してきました
山形・蔵王情報マッカーサーに「従順ならざる唯一の日本人」と言わせた白洲次郎、蔵王にその白洲次郎氏の山荘があることをご存知の方はどのくらいおられるでしょうか?
車好きの世界ではさまざまなエピソードのある白洲氏ですが、2,3年前にドラマ化され自分と重なる部分が思いの外あることを知ってファンとなりました。NPO法人元気・まちネットさんは、白洲氏が東北電力の会長時代に作られた蔵王の白洲山荘、ヒュッテ・ヤレンの保存、活用に向けて活動されています。
50年以上前に建てられたヒュッテ・ヤレン。建設当時は、もう少し北東の高いところにあったそうで、ホテル建設にともない土台ごと移動されたそうです。黒い柱を意図的に見せた外観は、白い壁とのコントラストが小さいながらも素敵な建物です。
基礎は石積みと思ったら、実はこの石はあくまでデザインとして貼り付けてあるそうで、白洲氏のこだわりを感じさせます。基礎を高くしてあるので、冬でも採光できるようになっています。窓も当時としては珍しく2重になっています。
今回、特別に内部を見せていただきました。まず、状態が良いのに驚きです。オープンキッチンは、当時の日本では相当珍しかったと思います。キッチン奥の戸棚は外と繋がっていて自然の冷蔵庫として機能するそうです。
蔵王を東洋のサンモリッツにという思いの元、蔵王温泉スキー場や蔵王ロープウェイ開発のきっかけを創った白洲次郎の山荘が、蔵王の活性化のシンボルとなればと思いました。
内部は公開されていませんが、概観はいつでも見ることができます。白洲山荘、ヒュッテ・ヤレンは、ペンションステラからお車で約10分です。
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