ヤギ飼って1か月たちました

ヤギの話
08 /24 2017
チョビがペンションステラにやってきて、はや1か月が経ちました。事前にネットを中心に下調べはしたものの、ヤギを飼うのは初めてで手探り状態。でもチョビの方はすくすくと育っています。

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まずは、最新のチョビの画像から。来た時は本当に細かった足は、肉がついて少しがっしりしてきました。食べているのは、クズの葉。

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1日中、そのへんの草を食べるので、20㎡ほどの柵の中の草は1週間ほどでほぼなくなりました。そんな訳で餌は外から調達。これで2日分くらいですが、チョビの場合1度に与えると、ひたすら1日中ここで食べて、お腹を壊したりするので、最近は手に持てるくらい少しづつ与えることにしました。これは、主にイタドリ。

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当初、悩まされたのは鳴き声と脱走。最初の2週間ほどは、朝5時前からメーメー鳴くので、寝床に近い客室は使わないことにしたのですが、ちょうどお盆の前頃から、すっかり落ち着いて、ほとんど鳴かなくなりました。近頃は、ほとんどのお客様はヤギがいることに気がつかないようです。声質も少し変化して、大人っぽく煩くなくなりました。

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前にも書きましたが、脱走は名人級です。何しろ小さな頭さえ通れば、体も通れてしまうのです。これは、木とネットのわずかな隙間を見つけて通り抜けた場所。なお、前の写真の金網は、10cmx10cmほどのマス目ですが、ここには頭を突っ込んで、角が引っかかって抜けなくなりました。でも、1度失敗すると覚えるようです。

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野菜クズも食べます。リンゴの皮は大好物。レタスの芯に近いところやジャガイモの皮も食べますが、食べすぎるとやっぱりお腹を壊します。草も、なんでも食べるわけではないので、ヤギで草取りする話も聞きますが、効率は良くないように思います。木の葉も好きで、桜やリンゴの葉はよく食べます。でも、栗やクヌギは食べますが、あまり良くないようです。

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お食事中の方すみません。動物を飼う上で切っても切れない糞は、こんなパチンコ玉くらいのコロコロした糞です。臭いは、健康ならほとんどありません。また、牛糞と同じで、良い肥料になるようです。

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これは、おかあさんのスカートをくぐる図。一番世話をしているおかあさんには、やっぱり好く懐いています。

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調教師にジャンプの練習をさせられるチョビ。跳ね馬ならぬ跳ねヤギの図。1つくらい芸ができるようになるといいんですけど。それではまた次回。

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ヤギってこんな動物 ~外見編~

ヤギの話
08 /10 2017
ヤギがメェーと鳴くことは子どもでも知っているくらい、馴染みのある動物な訳ですが、昔はちょっと近所のどこかでは飼われていたヤギも、今ではふれあい動物公園のようなところでしか見ることはできなくなりました。畜産技術協会のHPによりますと1957年には全国で約60万頭いたヤギは、2010年頃には約1万4千頭まで減り絶滅危惧家畜と呼ばれていたそうですが、その後回復して現在は約2万頭だそうです。私自身も下調べの段階で初めて知ったことや、飼い始めて分かったことも多いので、まずは外見からご紹介します。

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まずは全体から。チョビこと、ペンションステラにやってきたこのヤギはシバヤギと呼ばれる小型のヤギの雑種です。現在生後3か月で体重8~9Kg、だいたい柴犬とほぼ同じくらいです。大人になると25~30Kgくらいだそうですので、ゴールデンレトリーバーくらいです。

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喉のところにプラプラしたものがぶら下がっています。肉ぜんとか肉垂とか言うそうでザーネン種に見られる特徴だそうです。ニワトリなどにも見られるそうですが、特に機能はないとのことです。

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目は両側に離れてついています。ほぼ360度見えているそうです。

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瞳は横長です。ポーカーフェイスなこともあって、一見どこを見ているのかよくわかりません。

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筒のような大きな耳です。遠くの小さな音でもよく聞こえそうですが、指向性は強いように思います。1日中草を食べていますが、今のところダニがついているのは見たことがありません。一応、犬用の忌避剤を使用しているので効いているのかもしれません。

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足は細いです。急斜面を平気で登る割には華奢に印象を受けます。よほどのことがないと走りません。そこはやっぱり牛の仲間であって馬とは違うんだなと思います。

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不安定なところも平気でバランス感覚は優れていますが、慌てると案外転びます。左側の斜面から転がるのを2度目撃しています。まだ小さいからかもしれません。

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真上から見るとこんな感じ。細い体に4つの胃袋だけは大きいような体形。近所のおじさんから、俺と同じ体系だと言われています。

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首は非常に細いです。ヤギは一方向にしか回れないらしく、首輪で長時間繋いでおくと首が締まって窒息する事故があるそうで注意が必要だそうです。

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草しか食べないのに、角はよく成長します。鹿と違って、ヤギの角は中に髄液があるそうで切ると痛いそうです。除角することもできますが、通常は生まれてすぐ、角が生え始めてすぐにするみたいです。なお、オス、メス関係なく生えるものは生えます。

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最後は短い尻尾。犬は尻尾でバランスをとると言われますが、ヤギはお尻を隠すくらいの長さしかありません。また、裏側には毛が生えていません。たまに草を食べながら尻尾を振っていることがあるので、嬉しいと尻尾振るのか?と見ていますが、まだよくわかりません。

一見、犬と似た形をしていますが、鳴き声同様、細かく見るとやはり違う動物です。次回は、もう少し掘り下げてご紹介したいと思います。

山羊ごっこ

ヤギの話
08 /03 2017
南東北インターハイの受け入れが終わり(開催中の競技もあります)ペンションステラも通常モードへ。今年は何故か山ユリがすごく好く咲いています。
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ヤギは、あいかわらず一日中草を食べています。なお、ヤギを散歩に連れ出すのは至難の業です。なぜなら、道にはいくらでも草があるから。
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犬の場合だと、歩かなければ無理やりでもリードを引っ張れば歩かせられますが、ヤギの場合は、引っ張ると引っ張り返し、それでも引っ張るとこんな感じであっさり膝をつきます。
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それでも、2週間も経ちますと良くも悪くもかなり慣れてきました。
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この日は脱走3回。どこから出るのかわからないで見ていると、あっさり柵(網)越え。急斜面に網まで張ったら出られないと思うのが人間、斜面など苦にしないヤギは網の上をたわみを利用して平気で登っていきます。気づいたら網の外にいるのですから、まるでマジックです。

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こんな風に対策をして、別なところは網の下を搔い潜れる場所を見つけ、その度に治すこと4か所。いたちごっこならぬ山羊ごっこです。

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なお、ヤギの名誉のために申しますと、脱走しようという意思は毛頭なく、ただ網の向こうに食べたい葉っぱがあったので、ちょっと頑張っただけ。だから、脱走しても今のところ遠くには行きません。
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そして、葉っぱがあれば知らないうちに丸太に乗ってたりするのです。
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そんな訳で楽しみながら手こづっていますが、鳴き声は少し落ちついてきたように感じます。さて、明日は何がおこるやら。

草食系です

ヤギの話
07 /19 2017
さて先日完成した小屋ですが、梅雨末期特有の集中豪雨で少し浸水することがわかり、側溝を掘って中にも少し土を入れました。
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最後の仕上げに網を張って準備万端。
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車にプレートを着けていざ出発。
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福島からこんなコンテナに乗せられてやってまいりました。
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まだ、生後約2か月、体重約8Kg、先日乳離れしたばかりの鯨偶蹄目ウシ科ヤギ属、オスです。名前はまだありません。
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ヒヅメです。
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ちっちゃいですが、もう角も生えてます。
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早速、草取りに励むヤギくん。
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ちょっと慣れてきたかな。好奇心旺盛ながら草には目がありません。
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丸太に乗ってみたり。
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なかなかの悪路走破性です。
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サスペンションストロークもたっぷりの本格的オフロード系。
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はてして、ちょっと小屋が大きすぎなような気もしますが、なにしろ冬は基本的に外に出られないので、まあいいでしょう。ペンションステラの新入り、よろしくお願いしまーす。


ペンションステラ

山形蔵王のペンションステラは、谷を見下ろす展望抜群の露天風呂と中学生の娘も交えたアットホームなおもてなしの洋風民宿です。蔵王ロープウェイ、蔵王温泉スキー場までは車で5分。スキー、スノボはもちろん、蔵王のお釜観光やトレッキング、エコーラインのドライブ・ツーリング、さくらんぼ狩り、最上川舟下りなど見所満載の山形に是非おいでください。