前回の更新から１か月以上、今年ももう２０日が過ぎて、今さらという気もしますが今年もよろしくお願いいたします。
自営業に限らず余裕のある時は時間がなく、時間がある時は余裕が無いという方は多いかと思いますが、何しろ時間も余裕もないという状況も、これまた両方ある時と同様に長い人生でもあまりないかもしれません。年末からストップしてしまったGoToトラベルですが、宿泊業、旅行業を裾野の広い重要な産業と認識していただいて、政府・行政だけでなく多くの方に支援してもらえたことは、末席の１人として本当にありがたいことと思います。ただ、年末年始とそれに続く連休を蔵王で過ごしたいと予定していただいた方に、直前になって料金や予定の変更をお願いすることになったということは、コロナという事態とはいえ申し訳なかったと思っています。今はというと、慣れない事務手続きがいろいろあって、その合間に雪かきもしないといけないし、あっという間に時間が過ぎていきます。

さて、年明けからのご報告を兼ねてペンションステラの様子です。

まず、年初めの重要なミッションはエリーゼの車検。今回はなんとまさかの一発OKでした。スケジュールの厳しい中、久しぶりの親孝行でした。


ようやく、今週に入って少し時間に余裕ができて新庄へ。先日新聞で目にした記事に出ていた雪の里情報館へ。旧農林省積雪地方農村経済調査所の建物が当時の資料を展示する資料館として無料開放されています。昔の雪国の問題や、それに立ち向かっていった歴史など、雪国に生活する者として知っておかないといけないと思いました。


情報館のあとは山形でも豪雪地帯のひとつ、肘折温泉へ。肘折から先の寒河江方面は冬季通行止めですので念のため。


肘折までの道路はとっくに雪の回廊。ちなみに今年は大雪が報じられていますが、積雪量としては山形は、ほぼ平年並みだと思います。ただ、降り方がいつもなら毎日少しづつなのですが、今年はしばらく降らないかと思うと一気に降るので大雪のように取り上げられるということで、別な言い方をするとお天気の良い日も多いです。


肘折温泉の入り口の肘折希望大橋は、巨大なループ橋。鋼製ラーメン桟道橋としては日本最長の２４０ｍだそうです。


全景はこんな感じ。


カルデラ館で温泉に入って久しぶりのリラックスタイムでした。お母さんは霜焼けが治ったとのこと、お困りの方はお試しください。


そして今日は西蔵王へ。若いスタッフに置いて行かれる運動不足なおじさん１名。


晴れ渡って月山（左側鉄塔の向こうに薄っすら）や葉山も見えました。


今年は少し気温が低めと感じる通り、瀧山大滝の氷瀑はすでにこの通り立派でした。というより、このところ事務仕事ばかりで運動不足なのを実感しました。

ご存じの通り、いろいろと野望や抱負もあるのですが、何より１年乗り切ることが大事ですので、今年も応援していただけたらありがたいです。

お盆を過ぎても暑い日が続きますが、それでも昨日今日は蔵王では朝７時くらいで１８℃と朝晩は涼しくなってきました。朝の散歩も久しぶりに鴫の谷地沼まで。

水面には赤とんぼが無数に飛んでいて、そろそろ秋の気配です。


昨日は早朝出発のお客様を送り出し、久しぶりにエリーゼで蔵王こまくさ平まで。


梅雨明けしてから、少し乾燥気味なのか、それとも気温が高すぎるのか、花は少なめですが、湿気の多い谷側の方には少し見られました。


高山植物の女王といわれるコマクサです。


不帰の滝も良く見えましたが、そのわずか数分後。


同じ場所です。太平洋側と日本海側の気候がぶつかる蔵王ならではの景色。


新プロジェクトもスタートしました。秋も頑張りますので、山形・蔵王へのご旅行には是非ペンションステラをご利用くださいね。

異例の長雨とのことで災害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。山形も珍しく毎日雨が降って、まあそれでも１日中降りっぱなしとならないのは東北のいいところではあるのですが、梅雨寒もあって体調を崩しやすい時期、どうかお気を付けください。山形でアジサイといえばここというほど、この時期には必ず話題に上がる出塩文殊堂に出かけてきました。

アジサイってこんな鮮やかだったっけと思うくらい、何故か今年はどこへ行っても花が綺麗です。


一直線に伸びる長い参道の両側にアジサイが咲き誇っています。もしかしたら、少し止むかなと思ってシーサーも連れてきたのですが残念ながら車で待機中です。


赤いのもあってやっぱり鮮やかです。


石段は滑りやすいのでご注意を。


白いのもありました。ちょっと珍しいんじゃないでしょうか、綺麗ですね。


学問の神様として信仰されている出塩文殊堂。ペンションステラから約４０分です。

すっかりオートバイに現を抜かしておりますがエリーゼも健在です。毎年春先にするオイル交換を諸般の事情で先延ばしし、やっと先日シーズンインとなりました。早速、エコーラインへ。

若干、まだ目覚め切ってないようなフィーリングですが、もうちょっと乗ればそのうち良くなってくるはずと思いましょう。


駐車場は、トレッキングの方の地元ナンバーの車がまあまあ停まってました。


暖冬小雪で残雪は少なめですね。例年ならまだ雪のカベもあるのですが、今年はもうありません。でも、その分トレッキングは楽しめると思います。


刈田リフトも営業を始めていました。


交通量は少なくて走りやすいです。そろそろ平地は暑くなってきましたが、山はまだ寒いくらいです。蔵王へのドライブ、ツーリングはペンションステラをご利用くださいね。

恐らく戦後最も、いやもしかしたらもっと以前から、この時期の蔵王が最も静かな日が訪れています。本来なら、てんてこ舞いなＧＷを送っているはずの私たちも、営業自粛ということで憲法記念日の朝にブログなど書いている始末です。それでも、山形を含め東北、隣県の新潟も含めてかなり落ち着いてきたようで、宿泊業はまだ少し難しいかもしれませんが、少しづつでも経済も動き始めたらと期待を持っています。

ペンションステラから徒歩２０分の鴫の谷地沼では、ミズバショウが咲き始めました。暖冬で花が咲きだすのはもっと早いかと予想していたのですが、４月の気温は例年よりも寒く、雪も何回も降りました。


ペンション村の桜も、ほぼ例年通り。自然というものは、自らバランスをとって動いているように感じます。


用事の帰りに山形市岩波のヤマブキロードへ。首都圏の感染状況が落ち着かないと、地方の私たちの生活も日常には戻らない訳ですが、これまで幾度となく議論されてきた都会への人口の一極集中を見直す機会になるかもしれないと、そんな期待もしています。